2012年 07月 22日
魔法少女リリカルなのは The MOVIE 2nd A's
なのは完売。
行ってきましたよぅ。「魔法少女リリカルなのは The MOVIE 2nd A's」。
完売にもめげず、もちろん公開初日です。
チケット予約が開始する火曜の深夜に2時間かけてチケット取りました!
ポスターつき前売り券持ってるけど、当然のごとく使わない。
とはいえ上映館数が前回の3倍近くまで増えているので、場所を問わなければ初日に観るのはそこまで苦労しなくても観れたみたいですけど。場所を問わなければ…。
前日は興奮して眠れませんでした(なにやってんだ)
前回「1st」に引き続いて、繰り返し観る事でリピートポイント特典がもらえます。
なんかなのは1st以降、こういう特典が当たり前になってきましたね(笑)
しかも今回は、「2回観たら色紙(3種類)」「3回観たらフィルム(ランダムで1枚)」と前回よりパワーアップ。特典とポイントカードが交換なのも前回より引き続き同じシステムなので、全部もらうためには少なくとも9回は観ないといけないという…まったくヒドイ仕様です!
ちなみにこれが今回のリピートポイントカード。
2回でもらえる色紙×3種。
3回でもらえるフィルムは、グラーフアイゼンで顔の隠れたヴィータちゃんと…、
なんか竜巻。
…た、楽しかったからいいのです!
公開初日のお話に戻しまして。
予約頑張ったのでチケットは確保済みでしたけど、前回は物販がかなりカオスだったので、今回はどんなものかと朝イチで覗いてきました。
なんか劇場一周しそうな勢いだった。
みんな命がけだった。興味本位で見に行ってゴメンな…。
ただ今回は前回の反省からかかなり多くの量を用意していたようで、日曜の夜に劇場に行ってもある程度のものは残ってました。
私は公開当日の夜に知り合いが並んで色々購入してくれました。
ありがとうありがとう。
ちなみに上映2日で物販売上が興行収入を上回るという恐ろしいことになっていたようです。
あとみんなもっとシャマルさんを買ってあげてください。
映画の感想は折込で!
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もう、すっごく良かったです!
既に大筋は知ってる話なのに、何度も眼が潤んでしまいました。(まあ、歳もあると思うw)
1stは若干急ぎ足に感じましたが、今回は2時間30分という時間をフルに使って、ひとつの物語が丁寧に描かれています。
TVシリーズからは第三勢力の存在がごっそり削られてるんですが、むしろこの要素がなくなったことで、逆に話としてはまとまりがあります。
確かにTV版では若干違和感があったんですよね、あの人たち(笑)
今回より登場するカートリッジシステム、つまり「魔力を装填するのにマガジンを付け替える」といった演出は、これ以降の「なのは」の方向性を決定付けたものであって、これがなかったらきっと今の「なのは」は無かったんだろうな、と個人的に思ってます。
それが今回はたっぷりそれが劇場で担当出来たことも嬉しかったです。
しかも敗北→パワーアップの黄金パターン。そりゃ盛り上がるなというのが無理な話で…。
また、ハラオウン一家と闇の書の関連が描かれることで、クロノたちの参戦がより意味の強いものになり、物語的に深みを増したように思います。
リンディ提督は出番は少ない割に、印象に残る活躍っぷりでした。
デュランダルも一気に美味しい立場に…。
後はやっぱり、全力全開で吹っ飛ばせる「ラスボス」がいた事がすごく大きいですね。
1stではプレシアを吹っ飛ばす訳にもいかず、その辺にいたでっかい敵がその役になった訳ですけれど、やはりそれだと若干盛り上がりに欠けました。
それまでのドラマが収束して作り上げる敵がいて、それを全員で倒してお終い!というのはユーノ君じゃないけどやっぱり分かりやすいんですよね。
今回は物語の基点がラスボスとつながるので、そういった意味でも綺麗にまとまっていました。
何か途中まで仮面ライダーの敵幹部が装備してそうな武器になってましたけど(笑)
惜しむらくは、ラスボスバトルで事前に説明しすぎて、予定調和的に戦闘が進んでしまう事でしょうか(TV版でも確かこんな感じだったような)。
あそこはもう事前説明なしの方が、次にどんな手を打つんだろう?とワクワク出来るような気がします。
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いやー、でもホント良かったです!
こんなに満足度の高い映画は久しぶり。
観終わったわった後しばらく放心状態でしたw
TV版と異なり、映画のラストで2年しか経過しなかった事も嬉しいです。
いえまあ、わたしは大人なのはさんも好きですし、StrikerSを劇場で観てみたい気持ちもありますが、今はせっかく幼なのはシリーズと大人なのはシリーズが共に現在進行形という稀有な状況なので、両方とも大人なのはシリーズにしてしまうより、劇場版はこのまま幼なのはシリーズとして進めた方がいいんじゃないかなーと思ってます。
しかしそうなると、もし3rdがあればオリジナルになるんでしょかね。
闇の書事件終結の2年後というと、設定ではなのはに大きな事件が起きる年ですけど…。
実はなのはシリーズで、なのは自身についてを描くエピソードって少ないので、そういう視点の物語も観てみたいかもですね。
でもそういうのって設定補完的な話だからなー。
などと、無駄な妄想にニヤニヤしつつ。