映画ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険

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観てきましたー!
ネタばれあり感想です。




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面白かったです!(観たの二週間前だけど…)
面白すぎて映画観終わったあとにリング(写真に写ってるやつ)衝動買いしちゃいました。
何に使うというんだこれを…。

今回は「宇宙小戦争」や「鉄人兵団」なんかに連なるいわば「"男の子の"ドラえもん」でしたね。
氷底探検車を操縦するときの無駄に難解な用語や、カメラに映り込む光の表現などのメカメカっぽい表現に非常に心をくすぐられましたw

【良かったところ】
今回は話の要所要所に科学的なウンチクが語られていて、それがそのまま冒険の旅の描写になっているところは、何だかとっても藤子Fでした。南極の非日常的な景色と相まって、みんなで旅に出ている雰囲気がすごく出てましたね。
ドラえもんがいろんな道具をバンバンだして旅のお膳立てをしてくれる辺りなんかも、"らしい"感じでした。
そんな風に、今回の映画はオリジナルストーリーですけれども、要所要所の描写が非常に映画ドラっぽかったです。道具も懐かしいものが多かった。
そういえばついに映画に「狂音波発振式ネズミ・ゴキブリ・南京虫・家ダニ・白アリ退治機」が登場しましたよ!ドラえもんの道具の中で最も名前が長いあれです。ドラえもんが「狂音波~」とか言い出した時にはテンションが上がりました(名前省略されてましたけど…)
ヒロインのカーラちゃんもめっちゃ可愛い。白タイツでめっちゃ動き回るし、白タイツだし(二回言いました)
メカも手描きで頑張ってました。ドリルかっこいいわー。

【良くなかったところ】
ここからは、個人的にあまり良くなかったところを。
正直…予告詐欺じゃないの?と思うところがちらほらありました。
お話のメインキーワードであったはずのスノーボールアースはほとんど冒険に絡んでこないし、寝間着姿で氷のドラえもんと対面するのはただの夢、吹雪の中をピーヒョロロープで進むのは序盤のダイジェストで消化、と、予告でワクワクしてたところはおおよそ本編では期待したようなシーンではありませんでした。
ダイジェスト、そう、ダイジェストなんですよ。冒険がー!しかも二回くらい。
あと、良かったところでカーラちゃんめっちゃ可愛いって書きましたけど、キャラクターとしては正直弱いです。のび太とほとんど絡んでないのよね。むしろほかの惑星で買った玩具を嬉々として説明しだすヒャッコイ博士がメインのゲストでよかったんじゃないかなって気がします。いや、美少女の方がいいけど!
また、個人的には不要な描写かなと思ったのが、氷細工ごてで作った遊園地の崩壊。設計強度の計算ミス、みたいなガチ理由で壊れちゃったので、さっきまで夢の世界で楽しんでいたのが急に現実に引き戻されたような、なんだかいやな気持になっちゃいました。
どこでもドアの紛失もねー言わなきゃいいような気がする。
終盤の偽ドラ展開もなんか唐突でした。カーラちゃん完全に蚊帳の外でしたし、この辺もゲストが弱いって感じる理由の一つですかね。まあ、わたしが大長編ドラにドラのびの友情物語は求めてないっていうのもあるのかもしれませんが。

あとしずかちゃんが入浴したのに入浴シーンがありませんでした。これは辛い。


ついつい良くなかったところが多くなってしまいますけど(欠点の方が描きやすいですしね)、個人的にはすごく楽しかったです。わさドラオリジナルの大長編の中では断トツだと思います。カメラワークも凝っていて、懐かしさを織り交ぜつつ新しい映画ドラえもんを作ろうとしていると感じました。
リメイクや旧作比較もそれはそれで楽しいんですけど、新作の「今回はどんな冒険なんだろう?」と待ち焦がれる気持ちはやっぱり別ですね。今後もオリジナル長編楽しみにしています。

さて、次回は、…「南海大冒険」のリメイクなのかな?そろそろ「ねじ巻き」より後のリメイクもありじゃないかと思っていたところだったので、このチャレンジは応援したいです。
「南海大冒険」は藤子・F・不二雄先生が亡くなられた後の最初の作品で、上映当時ものすごく不安になりながら観に行って、個人的な感想としては「あ、意外とイケる」って感じだったんですけど、後でネット見たら結構叩かれてた記憶があります。改めて調べてないけど、世間一般的な評価はどうなのかな。
どんな作品になるのか、来年も楽しみです。


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by panicss | 2017-03-17 00:00 | アニメ/特撮