夏休み特別企画 『ダッシュ!四駆郎』 ホライゾン・メッセージ [06]


去る2006年3月23日、死去された
漫画家の徳田ザウルス先生を偲んで、
特別企画として代表作「ダッシュ!四駆郎」を
ご紹介しております。


今回は、ダッシュ軍団解散の危機!?
そして全国大会開始決勝、決着です!




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いよいよ物語も大詰めを迎える。
全国大会もあと一試合を残すのみ。



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ダッシュ軍団の合宿に遅れた
四駆郎とタンクロー。
彼らは偶然出会った桃太郎の
列車に乗せてもらうことになった。

決勝の前哨戦として、
四駆郎は桃太郎と勝負する事になる。
コースは列車の中から屋根の上を通る
往復レース。

四駆郎側のマシンは、プロトエンペラー。
そして、桃太郎は、謎に包まれたマシン
クリムゾン・G(グローリー)

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恐るべき安定性をもつマシン。
その車体は、強風の中のジャンプでも、全く揺らがない。


 タンクロー 「重量バランスか…。
         マシンの重量バランスが、オレたちの
         マシンとはまるで違うんだ!!


レースの中、タンクローは
クリムゾン・Gの秘密を遂に突き止める。

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シャーシの前部にモーターを置いた、
フロントミッドシップマシン
それこそが、安定性の秘密だったのだ。


この勝負で、桃太郎に一目置く
ようになったタンクロー。
しかし、あまりに桃太郎を持ち上げるために
あらぬスパイ容疑をかけられてしまう。

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チームに亀裂が入ることを恐れたタンクローは
一人合宿所を後にした…。


そして―――、
ついにミニ四駆選手権、
全国大会決勝戦当日。

タンクロー不在のまま
不安を抱えた四駆郎に、
皇は新たなるマシンを与えるのだった。

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決勝レース前半戦は、一台ずつのリレーレース。
しかし、ダッシュ軍団は苦戦を強いられる。

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第三の皇帝、"大帝<グレートエンペラー>"
それは、あまりに強大な力を秘めた
マシンだった。
パワーがありすぎる、その性能ゆえに
人の手では操りきれない。


 四駆郎 「だ、だめだ。おいらには…、
       大帝<グレートエンペラー>はあつかえない!!


遅れを取り戻そうと、満身創痍になりながら
新駆郎がコースを突き進む。
力尽き、倒れようとしたまさにその時。

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タンクローが帰ってきた。
新マシン、"新太陽<ネオバーニングサン>"
引っさげて…。
タンクローは、研究に研究を重ねて、
バーニングサンをFMマシンへと
改造したのだった。


一方、四駆郎も仲間の力を借りて、
グレートエンペラーと信頼関係を
徐々に結びつつあった。


 四駆郎 「おいら一人で勝つことばかり考えてた。
        いっしょに勝つんだ!おまえとおいらと…。
        そして、地平線<ホライゾン>を目指す
        仲間たちと!!」

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レース後半戦、レーサーたちは
最終コース「バベルの塔」へと
駆け上っていく。
バベル頂上にある栄光の台座の穴。
そこにマシンが入れば、そのチームが
優勝となる。

生き残ったマシンは、大帝、新太陽、
そしてクリムゾン・G。


頂上まで登り詰めた三人は、しかし
大帝のみがその動きを止める。

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頂上は強風が吹き荒れており、
強力なダウンフォースをもつ大帝は
その力が災いして走れなくなってしまう。


 四駆郎 「皇さん、だめだ。
        大帝は…欠陥車だ!!」

 皇    「マシンを信頼しろ!
        大帝に欠陥など断じてない!!
        なぜなら大帝は…、
        日ノ丸源駆郎の手によるものだからだ。
        お前の父さんが造ったマシンなのだ!!

 四駆郎 「と、父ちゃんが!?
        大帝は父ちゃんのマシン!?」

 皇    「マシンが今、なにをしてほしいか感じ取れ!!
        『大帝は二つの顔を持っている』



身動きの取れない大帝の代わりに、
キャノンボールのコンデンサー回路を
積んだ新太陽がゴールを目指す。

しかし、ゴール手前で惜しくも爆破。
チェッカーを受けることはできなかった。


強風の中、じりじりと
ゴールまでの距離を縮めるクリムゾンG。
そして遂に、四駆郎は
大帝のもう一つの顔を解き明かす!

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大帝ネイキッドフォーメーション。
大帝は、フロントとリヤのパーツを外す事で、
ダウンフォースを減らすことが出来たのである。


だが、時すでに遅く、
クリムゾンGはゴールへのスローブを
駆け上がっていた。


 桃太郎 「なにをしてももう遅い!!
        ぼくの勝ちだ四駆郎くん!」


しかし、四駆郎は見ていた。
新太陽が爆発した際に生じた煙が
空気の流れによって、
ゴールへと吸い込まれていくのを。


 四駆郎 「新太陽が教えてくれた
        空気の流れはそこじゃねぇ!
        空中に道があるのさ!」


新太陽の車体をジャンプ台にして、
空気の流れへ飛び込む大帝。



そして―――、声が上がる。

"優勝、ダッシュ軍団!
 ウィニングマシンは、大帝<グレートエンペラー>!!"






 皇 「めざせ、ホライゾン…。
     源さん、四駆郎があなたのあとを追うのも
     近い気がします…。」

そして、物語は父と子へと、収束する。
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by panicss | 2006-08-17 03:00 | マンガ/イラスト | Trackback | Comments(0)