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仮面ライダー×仮面ライダー オーズ&ダブル feat.スカル MOVIE大戦CORE

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観てきましたー

最初に言っておくと、私はこの「MOVE大戦」という企画は
そんなに嫌いじゃないです。
キッチリカッチリ固めちゃったほうが、そりゃあ作品としての
完成度は高まるんでしょうけどね。
そんなんばっかりだと息が詰まっちゃうしね。



という前提の上でお話しますけど、
「メッセージforダブル」はやっぱり単独で見たかったかなー。
「ビギンズナイト」もそうだけど、Wの根幹に関わるお話なので、
「Wが好き!」って人は別ライダーのパートはやっぱり邪魔なんじゃないかとか
そういうのを考えちゃいますね。
私みたいな「仮面ライダー」好きなら別に問題ないですけど。


■仮面ライダースカル メッセージ for ダブル

お子様にはもしかしたら退屈かもしれないけど、
個人的にはすっごく良かった!
鳴海荘吉と彼の発する言葉に存在感があって、
本当に実在する人物のような印象を受けました。
吉川さんすごいなー。

また、今までスカル関連の情報って限定的で、
存在自体がすごくモヤッとした感じだったんですけど、
今回の話でその辺りが全部スッキリしちゃいましたね。
というか、こっちが疑問に思ってなかったようなところまで
スッキリさせちゃったので、見た後の爽快感が尋常じゃなかったです(笑)

過去回想って、どうしても現代と少なからず分断されちゃうんですけど
このエピソードは確かにWと地続きでした。
ちょい人が死にすぎてるけど、ハードボイルドだから仕方ないかな…。

あとW全般に言える事だけど、
ちゃんとガジェットいろいろ使ってくれるのは嬉しいな。
私はアイテムいろいろ使ってピンチを乗り切る展開が好きなんだ。
スタッグフォンやスカルギャリーも正直無くてもドラマは成立しそうだけど、
こういうのがあると物語に色が出てくると思います。
(しかしスタッグフォンはフィリップが作った設定だったような…)


■仮面ライダーオーズ ノブナガの野望

可もなく不可もなく。
TVスペシャル的な感じでしたね(笑)
ちょっとノブナガの心の動きが良く分かんなかったのと(展開はやすぎ)、
あんまり火野を無欲人間にしないで欲しいなー、っていうのが
ちょっと残念ポイントでした。
メインキャラがいまいちしっくり来ない感じだったけど、
それは製作時期の都合上しょうがないかなー。

オーズのフォームチェンジを多用する戦いっぷりは
なかなか楽しかったですねー。
サゴーゾ亜種コンボもやっと登場したw
(予算の都合とかで出ないんじゃないかと心配で…。
 TVでもライオン・トラ・ゾウみたいなあんまり変化ないコンボだったし)

何も情報を仕入れないようにしてたので、
Wと合流後のラストバトルは完全に予想外でお腹いっぱいですw
翔太郎が火野と合流したときの、「あの時は助かったぜ、またよろしくな」的な
台詞が地味に嬉しかった。
ゴールドエクストリーム再登場もシーン的に自然でしたね。

あ、でもバースの正体は誰だろ!ってワクワクした瞬間に、
アクセルの後ろから銃をぶっ放す姿を見て「ああ、後藤さんだ…」
と思ったのはきっと私だけじゃない。
TVも後藤さんがバースなのかな?


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実は、わたし今回の映画はオール井上さん脚本だと思ってたので、
スカル編見たときに「すごい!井上さんの仕事とは思えない!」とか
ビックリしちゃったんですけど、Wはやっぱりの三条さんでした(笑)
いえ井上さん悪く言うわけじゃないんですけどね。
Wの根幹に深く食い込んでいたので、他の人が書いたならすごいなーと思って。

ただ、オーズ編でノブナガの凄さを描写するのに、
「掃除に行った会社のプログラム不具合を即効で直す」
ってエピソードを使うのは、井上さんらしいとは思った(笑)

しかし私も脚本家で特撮を観るようになっちゃったか…。
いけない傾向だなー。
by panicss | 2010-12-23 00:00 | アニメ/特撮