2013年 12月 02日
爆アツ!ガイストクラッシャー!
移動したその日に繋がるようにいろいろ準備してたんですけど、
仲介業者のミスでこんなにかかっちゃいました…。理不尽だわ…。
さて、今期もたくさんのアニメが放映されておりますが、
実はわたくし、まさかの「ガイストクラッシャー」にハマっております。
まあ何も言わずにまずは主題歌を聞いてみて欲しい。
なんてーかね…。
無理すんなっていうね…。
音楽が田中公平って出てビックリしたよこのダサさ。
いや狙ってるんでしょうけど。
そんな訳で全く期待はしてなかったのですが、これが意外と肌に合いまして。
話自体に、そこまで驚くようなギミックがある訳ではありません。
劇中作画もまあこのOPレベルです。
(このご時世でガイストが手描きなのは頑張ってると思う。)
ですが、脚本が非常に私好みです。
例えば…
主人公レッカはなし崩し的にガイストクラッシャーになってしまうという、
王道タイプの熱血主人公です。
しかし彼は、自らの意志でガイストクラッシャーになる道を選択し
(最近だとこれも珍しいですねw)、ガイストに対抗する組織である
GCGに入隊するためのテストを受けます。
当然ですが受かります。
しかもアレです。戦闘テストで最後の最後で一発当てたというアレです。
まあありがちですね。
しかし、ガイストクラッシャーの一味ちがうところは、
筆記試験があります。(笑)
レッカは筆記試験でも、諦めずに頑張って一問だけ正解し、
GCGへの入隊が認められるのです。
また、こんな話もありました。
GCGへ入隊したレッカは、当然ながら知識も経験も未熟。
GCG所長ボルカンからガイストクラッシャーに必要な知識を
学ぶように指示されます。目の前には山積みの資料。
レッカ 「こんなに!?」
ボルカン 「他のガイストクラッシャーは、この何倍もの知識を持っているぞ!」
レッカ 「で、でも俺、教科書だって3ページくらいで眠くなるのに…」
ボルカン 「お前の覚悟はそんなものだったのか!
お前のガイストクラッシャーとしての覚悟は、たったこれっぽっちの書類に
負けてしまう程度のものだったのか!!」
レッカ 「!…そうだ…これだってガイストクラッシャーとしての戦いだ!」
そしてちゃんと勉強する主人公(笑)
ああ…いいなあ。なんかいいなあ!w
熱血主人公って、よく言えば真っ直ぐなんでしょうけど、
悪く言えば自分のやりたいことしかやらないんですよね。
だからちょっと間違えると、「嫌な事から逃げてる自分を正当化しているだけ」
の主人公になりがちなんです。でも、この作品は違う。
こんな感じで、私が他の作品で「気になってたこと」が
要所要所でちゃんとフォローされてる。
こういう、「自分と波長が合う」作品は観ていて気持ちがいいです。
久しぶりに、良い作品に出会えました。
ゲームの方も予約しちゃいましたwww
最後にもうひとつ、これだけは言っておかなくてはならない。
さんごちゃんかわゆすぅぅぅぅ
なんでしょうね。
ぜんぜん、萌えるキャラデザじゃないのにね。
もうめっちゃくっちゃかわいい。
例えば、あるとき特訓をがんばるレッカに差し入れをするんですね。
地べたに放置した弁当を差し入れと言っていいものかはともかく。
「あれは訓練の後、食べてもらおうと思って…。」
そうすると、まわりから茶化されるわけです。
「へー、さんごの差し入れだったんだ~?w」
そしたらさんごちゃん、
「……」
否定しないの!?
その後も顔が近くに寄っただけで赤くなっちゃったり、
レッカの偽物に投げキッスされて狼狽えちゃったり、
ちょろインさんごちゃん可愛すぎます。
これからもガイストクラッシャー応援したいと思います!
ただ、ごくたまにすごいテンポの悪い回(1話と3話)があるのはなんだろうあれと思ったら、
監督自ら絵コンテを切ってる回だった…。
監督は…その…コンテ切らない方がいいと思います…。