2020年 08月 13日
映画ドラえもん のび太の新恐竜 感想
観てきました!
3月公開予定でしたが、新型コロナの影響で8月にずれ込んだ今回の映画。
ドラえもん50周年、映画ドラえもん40周年記念作品です。
劇場で観るドラ初の4歳子供と観に行きましたが、家帰って話聞いてるとそれなりに話理解して観てたんだな…、なんて思ったり(失礼だな)。
ただ「タイムふろしきで卵を乾かしたらキューとミューが産まれて」って説明はちょっと笑ってしまった。
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トータルでどうだったかと聞かれると、…、それなりに面白かったです。
だから、のび太の恐竜と同じスタートを切りながら、だんだんと別の流れへシフトしていく話を観ながら「なるほど、これはのび太の恐竜のリメイクだな」という形で受け入れ始め…。
そこでピー助ですよ。
つまりこれは、のび太の恐竜2006は存在する上での今回の話ということになるのか、となってしまい、そうなると、今回の話の序盤がのび太の恐竜とほぼ同じ、というあたりがメチャクチャ引っかかってしまって。
それでパンフレット見たら脚本家の人が「のび太の恐竜」「のび太と竜の騎士」を踏まえた上で「(F先生の描いていない)新しい恐竜物語」って書いてるもんだから、えっいやちょっと待ってそこまで言う?みたいな。
いや私もF先生が描いたやつぜんぶOKではないし、もうだんだん映画本編の感想で無くなってる気はするんですけど(苦笑)。
あ、監督はのび太の恐竜リスペクトって言葉が出てきてますね。
ってここまで書いて改めて調べたら、「のび太の新恐竜はのび太の恐竜とは異なるパラレルワールド」っぽく、じゃああのピー助は単なるファンサービスなのか?
何だかすごく悲しい。
『映画ドラえもん のび太の新恐竜』創作秘話/川村元気
多様性については…、このインタビューを読むまで全く気付かなかったので、ノーコメントで…。
良かった点としては、ちゃんとのび太達の話になってた所でしょうか。
冒険の過程を曲にのせてダイジェストで見せる演出もあんまり好きじゃないんですが、今回はともチョコが良い働きをしましたよね…。ゴルとトップが最後までともだちなの良かった…。
(わざわざ桃太郎印のきびだんごが品切れの描写いれなくても良かったけど。)
この辺は好みがあるのと、多分意図的に行われている演出なので、もうしょうがないかな…。
バンダナももっと使っておくれよ…。設定はワクワクするのに全然ワクワクする使い方してくれない…。
細かいところでは、キューとミューを昔の時代に戻そうとドラえもんが提案するときに「歴史を変えてはいけないルール」と言ってましたけど、いや、キューとミューが産まれた時点で歴史が変わってるでしょう?そこは「仲間のところに返してあげよう」の方が自然なのでは。
余談ですけど、もしこの映画がのび太の恐竜と地続きで、ほかの映画もすべてつながるとするならば、同時刻に「のび太と竜の騎士」で北アメリカで恐竜たちを救うドラえもん達がいるはず、みたいな感想を読んで何その胸アツ展開!って思ってしまいました。
ドラえもん のび太の新恐竜 感想(ネタバレ) | しばづけ!!(2期)