2006年 08月 17日
夏休み特別企画 『ダッシュ!四駆郎』 ホライゾン・メッセージ [04]
去る2006年3月23日、死去された
漫画家の徳田ザウルス先生を偲んで、
特別企画として代表作「ダッシュ!四駆郎」を
ご紹介しております。
今回は、地区予選が遂に決着です!
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舞台は地区予選決勝へ。
鬼堂院とのラストバトルが開催される。
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皇さんより譲り受けたニューマシン、
ダッシュ01号"超皇帝<スーパーエンペラー>"が
遂に参戦。
決勝戦は五つのセクションをリレーしての
三周勝負。
だが、スーパーエンペラーは、
初めての実戦投入のため、セッティングが
うまく決まらない。
他のメンバーもことごとく敗北していく。
チームUにリードを許したまま、二周目へと突入。
しかし、タンクローの頑張りに
ダッシュ軍団の皆が目覚め始める。
パンクロー 「キャノンボールが
なぜキャノンボールなのか、
見せてやるぜ!」
キャノンボールのみに装備された最終兵器、
コンデンサー回路が発動する。
電池の力を一時的にためて
一気に爆発させることにより、
すさまじいまでの加速力を得るのだ。
しかし、その反動で大破してしまう
キャノンボール。
激闘の末、シューティングスター、
そしてダンシングドールも走行不能となってしまう。
しかし、ここにきて進駆郎が、
チームUのマシンの秘密を見破った。
ボールデファレンシャル機構。
この機構を積んでいるため、チームUのマシンは
コーナー時左右のタイヤに回転差を与えることで、
信じられないほどの安定性を実現しているのだ。
しかし、ここにきてスーパーエンペラーも、
スーパーV機構のセッティングが完成した!
これはVベルトを使用した自動変速装置で、
コースにあわせて自動で変速を行うのである。
これどっちもミニ四駆ですよね?
そして、タンクローの最後の頑張りによって、
レースは三周目最後のセクション、
両エンペラーに託された。
両者とも最高速のセッティング、
レーサー対レーサーの勝負。
しかし最後の最後で、鬼堂院が
前に躍り出る。
四駆郎 「ああっ、もうだめか。だめなのか?
―――――ホライゾン!!」
源駆郎 (笑え、四駆郎。そして走り続けろ!
地平線<ホライゾン>の彼方にオレはいる!)
鬼堂院 「わたしの勝ちだ、四駆郎!!」
四駆郎 「ホライゾンへ辿り着くのはおいらだ。
ホライゾンの血は、お前よりはるかに濃い!!」
最後の逆転。
四駆郎はコースの継ぎ目を利用して、
最終カーブをアウト・イン・アウト走行で
クリアする。
これ当時は何で速いのか理解できなくって…。
アウト・イン・アウトって知らなかったし、
そもそもコースの継ぎ目にマシンををぶつけて
無理矢理コース取りを行うもんだから、むしろ
遅くなっちゃうような気がして(笑)
でもアニメだとこれで最終回なのと、
一旦コースアウトしてからの復帰なのと、
ここで主題歌が流れるのでかなり熱いです(笑)
そして、バンパー半分の差で
ダッシュ軍団は優勝。
全国大会への切符を手に入れるのだった。