2007年 10月 28日
お前のドリルは天を突き破るドリルなんだよ!
グレンラガン、スピン・オン!
オレを誰だと思っていやがる!!
天元突破グレンラガン、全27話視聴完了です。
とても楽しい作品でした。ありがとうございました!
日曜の朝8:30という時間から、このような番組を
放映してくれた事にも意義があると思います。
おかげで日曜朝は2時間くらいノンストップTVでした。
トイレに行きたい時とか大変でした(行きなさい)
「天元突破グレンラガン」は、
2007年4月1日から9月30日まで、テレビ東京系列局にて
日曜8:30~9:00に放送されたロボットアニメです。
「天元」とは、囲碁の用語で碁盤の中心を指しており、
すなわち中央突破、王道路線を念頭に置いた作品となっております。
…実は当初この話を耳にした際、
私はこの作品に対して軽く不安を覚えました。
すなわち、
・無駄に声を荒げるだけの暑苦しいキャラクター
・力押しで解決するストーリー
・お約束というルールに縛られた世界
こういった、ただ懐古的な(そしてネットでネタにされる事だけを目指した)
内輪ウケの作品なのではないかと危惧したのです。
※「気合で勝つ」とか言った展開を全て否定しているわけではありません。
でも、そんな疑いの眼差しで見始めた1話、
そして2話、3話と進むうちに、私のそんな偏見は
どこかへとすっ飛んでいきました。
気が付けは主人公・シモンの半生を、共に
歩んできたかのような気さえしています。
とは言っても、実は1話だけで、上記のような懸念がなくなった訳ではありません。
幾つか話が進んでいくうちに、感じていたモヤモヤというか
しこりのようなものが一つずつ解きほぐされていくような感じでした。
3ヶ月を過ぎる頃には、私はこの作品に対して
もう信頼しかなかったように思います。
1話でOPが流れたのも個人的には嬉しいですv
この作品はちゃんとOPが番組の顔になってました。
物語は、難解なものではありません。
しかし、一人の男の成長劇を軸として
テンポのよい演出と、作品にリンクした楽曲、
よく動くアニメーションに、先の読めない壮大なストーリー。
もし貴方が少しでも興味を持ってくれたなら、
おヒマなときに是非視聴してみて下さい。
そして、その際には出来れば、最後まで、
なるべく下調べをせずにご覧になる事をお勧めします。
もしコメントを寄せてくださる方がいましたら、その際も
出来ればネタバレを極力避けてください。
アッと驚くどんでん返しが待っている訳ではないです。
ただ、目の前に立ちふさがる困難や問題を、
できればシモンと共に歩んでいって欲しいなぁと思います。
答えから知ってるのは、ちょっともったいないかな…。
そして最後まで真っ直ぐに生き抜くその姿、
またそれが視聴者の想いをそのまま受け継いでいるようで、
ああ、天元突破とはそういう事だったのかなあ、と。
これは、運命と戦い続ける男の物語。